台湾留学71日目　大鶏排（ダージーパイ）とバブルティー

今日はヤオ先生の外来です。朝8時半に来てと言われたが、行ったらすでに始まってました〜なんと早い笑

患者はだいたい35-40人。

もれなく全員顎変形症患者。全員OGSのオペの人。マジか！すごいな！！

外来で良いなと思ったこと。

1.術後の患者の経過をおえる。先週オペに入った患者も全員来るし、術後1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と来られるのだが、腫れの引き方こんな感じかとかだいぶわかってくる。神経の回復とか。開口の程度とか色々。

2.合併症について知れる。ヤオ先生は凄まじい数のオペをされていて、オペも本当に上手だが、やはり合併症はおきる。それにどう対応したか、どう対応するかなど適宜教えてくれる。"もちろん僕は100%完璧な治療を目指しているよ。でも人間だから100％絶対はないんだ。1％程度の確率でやはり何か起こることはあるんだ。本当に必要な時はリオペだってあり得るんだ。"と仰っていた。ヤオ先生は台湾大学(日本の東大みたいなところ)出身で、抜群に頭もいいしオペも上手だ。概算だが年間200-300ほどのOGSをされているとおもう。(７月8月だけで50件以上。)その先生がこのようにおっしゃるのであるからして、やはり絶対はないのだなと。その上でどう対応していくか、間近で見せてもらえるのは本当に勉強になる。

3.初診の患者をみれる。初診患者にも色々説明をされる。全員がOGSにつながるわけではなさそうだ。患者が基本18-25歳くらいなので、結構みんな親御さんと来る。親御さんにも丁寧に説明されている(と思う。なんせマンダリンなので)　こちらにきて面白いのは、芸能人の顔を集めた写真リストがあるのです笑　男女ともある。メンズの方には日本の俳優さんの佐藤健も入っていた。これほユーレイチェン教授も使われていたが、やはりなりたい顔の印象の共有である。美人もイケメンも幅が広い。塩顔が好きな人もいれば醤油顔やソース顔が好きな人もいるだろう。橋本環奈になりたい人もいれば、広瀬すずになりたい人もいるだろう。吉沢亮になりたい人もいれば、新田真剣佑になりたい人もいるだろう。(僕の推しをあげてみました笑) というわけで、イケメンと美女にもレンジがあるのだ。それがボードになっている笑　正面や横顔で。そしてEラインなんかもイメージの共有だ。一言にEラインと言っても、唇がライン上にあるのを好むか、もう少し下がってるのを好むか、アゴのでかたなど本当に人それぞれだ。それを芸能人たちを通して共有する。もちろん、OGSを受けたからといって、この人たちの顔にはなれない。OGSで変わるのは中顔面より下であって、鼻や目はオリジナルだし、そもそも顔の大きさは幅だって違う。ただ大事なのは共有しようとすることだなと思った。患者さんたちは明らかに嬉しそうだ。

以上から、外来は今月から初めてついたが結構面白い。マンダリンだけど、時折ヤオ先生が説明してくれるし、なんだかんだ患者さんたちの身振り手振りで言いたいこともわかったりする。

そのあとは、カズ(カズは今月から来られた僕より3つ上の形成外科の先生です。日本にいる時からお互い知ってて、台湾に同じタイミング、同部屋、隣のベッド、となんともご縁が深く、いつも色々教えてくださるので感謝しております。ちなみに、めちゃめちゃナイスガイで、後輩のドクターからも信頼が厚い方です。こちらでは敬称略してカズと書かせて頂きます。)とご飯へ。

ジョウ先生が、よく当直とか深夜までオペだった時に食べていたジーパイをお薦めしてくれたとのことで、それ食べに行くことに。

ジーパイは、言ってみれば骨付きの豚や鳥の唐揚げ。台湾ではメジャーな食べ物だ。お肉大好きなユーランがいつも買って食べていたのを思いだした。

そして、行ってみました！！" 宙斯鶏排林口総店"

このいかついロゴはなんだろう笑おもろすぎる笑　いろんな味をつけれるみたい。一番お勧めの塩胡椒にしました。そして、一番よくでるメニュー頼むと…なんとでっかいのが二つきた笑腓骨と手羽？ちょっと部位がよくわからかんが、たぶん、豚肉の排骨と鶏の手羽なんやと思う。とりあえずデカすぎる笑

f:id:futagopapa_prs:20240712131509j:image