双子パパ形成外科医の台湾留学日記

30代の形成外科医が、台湾に留学することになりました。

台湾留学86日目 成功最高

今日もOGSが2件。

1件目はヤオ先生がサイに指導してるのを第二助手でふむふむと勉強させてもらう。

正直オペは上手い人のをみるのが勉強になる。しかし、そうでない人のを見るのも非常に勉強になることがある。スーパーベテランではなく、自分の1歩先を行くくらいのパイセン。これだ!!!!!

ここにくる、カルヴィンやサイはおそらくこの1年以内に骨切りをはじめたくらいの人たち。僕より経験はあるが、かといって全てをスムーズにこなせるレベルではない。これは勉強になるのだ!!!なぜなら自分と同じ失敗や、自分がしそうな間違いをしてくれるからだ。客観的に見てこうなってるのね、自分わ。と認識できるのだ笑 そして、それをした時にオーベン達がどんなふうにアドバイスするか、どんなふうに修正するか、そんなところまで見れてしまうのだ。いやはや、本当にありがたいよね。今日サイが上手く割れなくて、その気持ちわかるわーと思いながら、そのあとヤオ先生の説明聞いて、2人で骨切りのラインを確認して。なんか楽しいもんね。同志よ!って感じで。(サイの方が圧倒的に上手です)

 

そして、そんなこんなで2件目。じゃ、右側やってみるか!とヤオ先生。

おっしゃーと本気の僕。今日はカズが第二助手についてくれてます。なんだか安心感、笑。カズは僕が見やすいようにめっちゃサポートしてくださいました。

気合を入れていざ!!出陣!!!

ドリルやソウをつかっての骨切はOK。そのあとの、ノミを使っての骨割り。なんとかパカっといきたい。2日前は、ダメだった。後方はOK。問題は最後の前方だ。ノミをいれる。コンコンコンコン…行けてると思う。

さー割れるか、どうだ…

 

パカっっっっっっ!!!!!!!

 

やったー!!!!!!!!!思わずめちゃめちゃ喜んだ笑

なんなら、ヤオ先生とカズもとても喜んでくれていた。

嬉しいーーー無事われました。気を取り直して、最後の下縁の剥離まできっちり行い、無事にコンプリート!!!!

ヤオ先生が神経などチェックしてくださる。どうだろ、どうだろ…

 

"OK, good "と。

 

やったーー!!!!!!!!!!!!!!

 

だんだんと、本当に少しずつだが、ソウやドリル、ノミの使い方に慣れてきた。(もちろんまだまだですが)

 

いやー、スキップして踊りだしたい気持ちだったわ。

 

その後は、ワン先生とサイがやってるOGSの方にヤオ先生が少し手伝うとのことでお手伝いに行き、ヤオ先生がピエゾでマルチピースの骨切やってみとサイと僕にやらせてくれたので、初めてピエゾを使ってみる。ピエゾってゆっくりでいいな笑 

 

また戻ってOGSの続き。

学ぶことだらけです。

でも1歩前進した気がした。

 

僕の恩師の言葉がふと脳内に浮かぶ。

"大事なのはフィードバックを最大限にかけること"

 

Yes, Sir!!!!!!!